今現在二つある選択筋でどちらを選択すればよいのか迷っている時、ハッキリと結果が出せ、現在のとるべき方向性が見出せる。
結果が二つとも良い結果が出ない時、また、ハッキリとした答えが見出せない時は ６枚のカードの意味と展開をじっくり考え,視点を自分自身の今までの行動パターン と照らし合わせ対応策を見出していく。

ここでは、実際に例を挙げてリーディングのポイントを説明します。
Aさんは就職活動をしています。二社から内定をもらいＡ社、Ｂ社のどちらに決定すればよいか決断出来ません。

二者択一で占ってみます。

　結果

Ａ社 　　　　　　　　　　　　Ｂ社
　　　　　　　　


　　　　　　　　


　　　　　　　　
　

現在の位置のカードの意味として、Ａ社、Ｂ社ともＡさんにとって先が見えず決断出来ない状況が出ています。
次に結果を見てみると、両社とも良い結果が出ていません。 Ａ社の結果の意味としては、Ａ社を選んだ事を後悔している状況を示しています。 Ｂ社の結果の意味としては、Ｂ社における状況として無気力な状況になっている事を示しています。

ここでリーディングのカギとなるカードが３、４に出ています。 Ａ社の場合　ＬＯＶＥＲSの逆位置は、別の選択,,すなわちＢ社に決めていれば、といっ た選択ミスであったという考え、状況が出ていて、その一環として、５の位置に後悔して いる気持ち、状況が出ています。 Ｂ社の場合は、入社してしばらくの間頑張ったものの。結果としてやる気がなくなってし まう事を暗示しています。
５の位置にＣＨＡＲＩＯＴが正位置で出ています。一時は、頑張る気持ちになれる会社である事を示しています。

ここで、視点を変えて、リーディングしてみると、一つの答えが見えて来ます。 すなわち、４，６にだけ焦点を絞ってみます。 ６のSＴＲＥＮＧＴＨの逆位置とＣＨＡＲＩＯＴの正位置を解釈すると、 自分のペースで頑張った結果、周囲との協調関係がうまくいかなかった事として解釈 出来ます。Ｂ社は、人間関係を考慮していけば、ＣＨＡＲＩＯＴの意味している事が活かせ る会社である。 といった暗示として解釈する事も出来ます。

すなわちカードが持っている意味を色々な面から捉え、また、カードの前後関係を絡めてストーリーを組み立てていく事が大切です。

1. カードの山から、上から６,７枚目を１,2の位置に置く。
2. 上から６,７枚目を３,4の位置に置く。
3. 上から６,7枚目を５,6の位置に置く。